人よりあまり知識や経験のない、
苦手な、ぶっちゃげよく分からない分野
ってありますか?
例えば、政治。
例えば、ファッション。
例えば、金融。
例えば、スポーツ。
例えば、料理。
例えば、法律。
色々あると思いますが、
特に際立って、一般人より、
「全然わからない」分野がある場合、
喜んでください、
それはかなり良いことだと思います。
「は?何言ってんの?ウトイ事なんて、かっこ悪いし、
馬鹿にされるし、話についていけなくて、仲間外れだよ!」
そんな感じに思われるかもしれません。
確かに、子どもの頃は、そんな感じで、
「おい、昨日のドラマ見た?サイコーだよな!」
「まじまじ、カッキーがさなりんに告白した所で
おいおいおいおい!って爆笑!」
「やーべーよなーあれは、お、カタギはどう思った?」
「(しまった、全く知らんぞ)...あ、あれなー、だよなー?」
という風に無理矢理にでも話を合わせておかないと、
仲間外れでイジメの憂き目にあっていた......
少なくとも、そうなるかも、という恐怖は
あったかもしれませんよね。
が、
子どもの世界と大人の世界は別次元です。
大人の世界では逆にそれが、
「カッコよい」魅力の要素になる、
そんな逆転現象が起こっているのです。
例えば私で言うと、ファッションとか、
美容とか、服とか、コーディネートとか、
そういう系は全くウトイですし、無知です。
その自覚はかなり昔からあります。
いつも左右、色の違う靴下を履いていたり、
全身黒づくめだったり、白づくめだったりで、
ファッションオタクの友人や彼女や母親を
呆れさせていたものです。(今もですが)
でも、それで恥をかいてきたか、と
言われるとそうでもなく、実は案外逆でした。
やはり完璧すぎる人間はどこか
近寄りがたい、というか隙がなさすぎて、
人間性を感じづらいというのはあると思います。
また、ウトイ、分からない、という言葉は、
どこか、真実性を感じます。
わざわざ嘘でカッコ悪いことを言わないと
思うので、その人が本当の事を言っている、
ちゃんと信頼して正直に自己開示してくれている、
と相手は感じるのかもしれません。
また、人は案外、おせっかいです。
母性本能があるというか、結構、
自分より下の人間に会うと、世話を焼きたくなります。
例えば私の場合、結構、
「服?ああ、全然わかんない!」
といつも服装の事を言及されると
そう堂々と公言していたので、
周りの連中は呆れ半分で、
「もう、しょうがないな」
という気持ちで色々と真剣に
アドバイスをしてくれました。
また、お下がりの服や、着なくなった服を
大量にくれた友人や先輩もいました。
かなり感謝してます。
これが強がって、
「服?ま、まあ、分かるよ、
それなりに?勉強してるし!」
と分からないくせに意地をはっていたら、
多分周りからは、
「あ、そうじゃあ勝手にすれば」
と見放されていたと思います。
また、ウトイ、と公言していると、
たまたま、神の偶然で、コーディネートが
ばっちり決まっていたり、
それから、運命のいたずらで
ナチュラルな寝ぐせがイマドキ
お洒落ヘアスタイルになっていたり、
そんなラッキーが私にもあります。
そういう時に、疎い分野、と公言していると、
「お、今日はコーデ頑張っているな!
すごいじゃん!イケメン!アイスおごってやるよ」
というようにかなり褒めて優しくしてくれるのです。
また、人は教えたがりです。
私もこれでも時々は人にコピーのこと
などを教えたりすることもあります。
で、
私もかなりの教えたがりなので、
気持ちはよく分かるのですが、
「先生、全然さっぱりわかりません~」
と素直に助言を仰ぐ生徒さんには、
ついつい、口が滑らかになって、
うっかり、かなり言わなくてもいいこと
まで言ってしまったりします。
師匠から長年の修行の末に賜った、
秘伝の奥義をついつい、素直な生徒さんに
ポロリとこぼしてしまったりするのです。
まあ、それはともかく。
あなたにも何か疎い分野があるはずです。
私の服の話と同様、
自分の疎い分野を認識する。
で、それを堂々と周りに公言する。
そうすると、、
かなり良いことが待っていますよ。
と、
今日はそういうお話でした。
ではまた。