散歩だ。
道を歩くのが、好きなのである。
道をあてどもなく歩きながら、
取り留め考え事をするのが好きだ。
自分の両足で、大地を踏みしめながら、
一歩、一歩、のっし、のっし、と
大気を切り開きながら、前へ、前へ、
体を押し出していく時、
なんとなく「生きている」実感を
感じ取ることができる。
体感できている感触がする。
乗り物を使うと、この感触は薄れる。
バス、タクシー、車、電車は
あまり好きではなく、やはり徒歩が好きだ。
昨日からマレーシアに来ている。
海外でもどこでも、私の主な
交通手段は、自分の両足だ。
地図を片手に、歩く。
迷った時は人に聞く。
今回の旅も、それは変わらない。
今回も、相当迷った。
クアラルンプールは初めて訪れる。
実は一回、中学2年生の時に、NZに行く
トランジットで、空港には往復合計で、
1日分くらいの時間は滞在した経験があるが、
ちゃんと入国するのは初めてであるマレーシア。
海外ではSIMを使ったり、モバイルWi-Fiを
使うって携帯で通信手段を確保するのが安全で
一般的だが、私はそれを嫌う。
その場合、当然、トラブルや迷った時が心配だが、
人に聞いたり自分で考えればなんとなか
なると実際の経験から思っている。
だから今回もその線で行った。
が、結果は相当苦労したのである。
マレーシア、道がない。
正確に言うと、歩道がない。
道を聞いて、この道を進め、と
言われても、歩道はないのであるから
びっくりである。
車がビュンビュン高速で走りまくっている
ハイウェイを進め、と言われても流石に
それは、、、と思ってしまう。
市内はさすがに歩道があるが、
それもかなり狭い。また、ビルの中を
潜り抜けたり、駐車場を潜り抜けて
進まないといけない箇所も多い。
実にガッデムである。
散歩狂の自分にはもうちょっと
歩きやすい道が、、、と思ってしまう。
バイクや車が走る道を潜り抜けながら
進んでいかなければいけないので、
考え事もままならない。つらい。
でも考えてみれば東南アジアの都市部は
みなこんな感じでカオスである。
プノンペンやジャカルタの道で
ぼーっと考え事をしながら歩いていて、
何度も轢かれそうになって死にかけたこともある。
今回も注意しないと滞在中に死ぬかもしれない。
というかその危険性は高い。
日本でさえ何度もはねられたり、
轢かれそうになった経験をもつ
自分である。
今回も間違いなく、少なくとも、
交通事故や、交通事故未遂、
衝突未遂事件にはたびたび見舞われるだろう。
ひょっとしたらこの1月の命かもしれない。
男、カタギ、マレーシアに散る。
詩になる?んなわけない。ダサい。
くれぐれも注意しようと思う。
ホテル前の道
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