2019年1月16日水曜日

アンビバートへの道

最近私が「おお」と思った言葉で、
アンビバート、という概念がある。

心理学では人間には色々な性格が
あって、あらゆるアングルから
個人の性質をタイプ分けできる、と語る。

その中のひとつに内向的、そして
外向的、という分け方がある。

私の記憶が正しければ確かユングさんが
初めて提唱した概念だったはずだ。

「知ってますよ!内向的はシャイで
外向的は明るい人の事でしょ!?」

そう。結構日常会話でも、

「ほんとあの子は内気で内向的で...」

と一般的に使われたりもするので、
基本的なイメージは多くの人も
了解の所だと思う。

ただ、注意しないといけないのは、
「外向的」は、「外交的」とは別だ。

外交的は、明るい、社交的、という
意味で間違っていないが、外向的は、
重なる部分もあるが、基本的には
全く別の意味の言葉である。

外向、というのはエネルギーの流れだ。

エネルギーが外に向いている、
ということである。

逆に内向は内側に向いている。

エネルギーを「注意」と言い換えて
みても、良いかも知れない

その人の注意が基本的に内側に
向くことが多いか、外側に向くことが多いか。

だから、その人のキャラクターが明るい、
暗い、という面だけで判断しようとすると、
誤認や誤解が増える。

まあそれも踏まえてカンタンに
内向的人間、外向的人間の特徴を
説明してみると、

内向的人間は、静かで、おとなしく、
基本的に一人でいるのを好む。その方が楽なのだ。
人と群れてばかりいると気疲れをして、
なんとかして一人の時間を確保したくなってくる。

逆に外向的人間は一人を嫌う。他人とカラむのが
好きで、出来るだけ他人と一緒にいたいと思う。
皆といるほうが元気が出てくるのだ。
孤独の状態が嫌いで一人でいたらさみしくなって
どんどん元気がなくなってくるタイプだ。

やたら内向、外向の話が長くなってしまったが、
今回のお題はアンビバートだ。

で、このアンビバートってなんですか?
って疑問があると思うが、

これは要するに内向、外向の中間。

両方の性質をもったバランスの
とれた人間、という事、らしい。

パーティー会場など、外向的に振る舞うべき
場面では外向的に苦もなく振る舞えるし、
一人で黙々と作業をしなければ行けない場面では、
内向的100%になって着実に孤独に
作業を終わらせることができる。

友達もコネも多く、たくさんの素敵な人たちから
尊敬、信頼されており、なおかつ自分の
確固たる軸を心の芯にもち、社会、メディア、流行、
他人に振り回されない自分の信念に従い生きている。

そんなパーフェクトな人格者がアンビバートだ。

アンビバートは生まれつきの人もいるが、
多くは後天的になれるようである。

つまり、生まれつき内向的な人は、
外向的な要素を身につける、
そして、外向的な人は、内向的な要素を
強化する、そのことによって
アンビバートに近づける、らしい。

つまりアンビバートになる方法は、
内向、外向、で全く真逆のアプローチになる。

もちろん私も全てが完璧の
スーパーマンになりたいので、
当然アンビバートを目指している。

が、まだ全然ダメである。

勿論私はシャイで内気で根暗で友達ゼロの
超内向的人間なので、私の課題は、
外向性を身につけることである。

つい、内側にこもって、悶々と
取り留めのない思考の迷路に入って
一人喜々として抽象的なパズルを楽しむ。
ということを往々にしてしてしまう。

悪癖である。外向性を身につけねばならない。

外向性とは、文字通り、外側に向かって行く力。

外側の現実、現象、世界に注意を向ける力。

だから私が行うべきことは、
内側の自分の考え、自分の感情、
自分の感覚、自分の直感などに
注意を向けるのではなく、

外側の世界になにがあるのか、を
もっとよく知って理解することである。

色んな街を歩いてみる。
色んな絵を見てみる。
色んな人と絡んでみる。
色んな経験を積んでみる。
色んな果物を食べてみる。
色んな花の匂いを嗅いで見る。

そういったことが必要だ。

要するに外に出て、人と絡め、
ということである。

これが課題。そう苦手なのである。
不得手だし、めんどくさい、と思ってしまう。

が、自分の感情は
無視してやらねばならない。

だから私がよくやることは、旅行だ。
そして人と絡む必要のある
旅行を計画するのである。

ただ旅に出るだけでは私は
ひとりで当てどもなくさまよう、
傾向にある。それが好きなのだ。

でもそれでは外向性はあまり、
磨かれない。だから人と絡む必要性を
強制的にもたせる、、

例えば、明日から私はマレーシアに行くのだが、
今回は宿を旅館でもエアビーでも
ビジネスホテルでもドミトリーでもなく、
シェアハウスにすることにした。

個室はないそうなので、
よって一人の時間は多分あまり
とれないし、他人と常に絡む
必要があるだろう。

ぶっちゃけかなり嫌である。
めんどくさい。胃が切り切りする。

でもこれだと強制的に外向性を
育てるしかなくなるので、
アンビバートを目指す方法としては
かなりいい方法である。嫌だが。

さて、

長くなってしまったので、外向的な人が
アンビバートを目指す具体的な方法や
手段については、明日の記事で書こうと思う。

今回の内容、かなり大事だと、私は認識している。

あなたも是非何か参考になる部分があれば、
実生活に取り入れてみてほしい。

とにかく明日から私は1月くらい
クアラルンプールで過ごす。

海外旅行の最中は外向性の訓練として、
たくさんの人間と義務のように絡む、
と決めているので、もう、自分の世界には
あまり来れないだろう。せつない。

でもこれもパーフェクツ人間になるための道。
これで、いいのである。

アンビバートへの道。

王者へのビクトリーロード。

黄金だぜ。輝いて見えるぜ。

今日から俺は外向的だぜ!!!!
楽勝だぜ!!

......。

そう書いていたのだが、
また何かイヤな気持ちになってきた。

もう既に及び腰である。

日本の田舎でお気に入りの本でも
読みながら日向ぼっこして
コーヒーでも飲んでたい。

ああ、、早く帰りたい。。

それが私の私の中にある本音である。
おそらく。

アンビバートへの道はまだ、遠い。

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